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夜景スポット

永平寺大燈籠ながし

正式名称は「九頭竜フェスティバル 永平寺大燈籠ながし」といい、福井県の夏を締めくくる風物詩。曹洞宗大本山永平寺の役寮(修行僧とは別に組織の運営や修行僧の教育指導などの役目を担当する人)、雲衲衆(全国各地から集まった数百名の若い修行僧)約120名が一堂に集う。

スポットデータ

名称: 永平寺大燈籠ながし(えいへいじだいとうろうながし)
場所: 福井県永平寺町
アクセス: 電車:えちぜん鉄道下志比駅から徒歩約15分
えちぜん鉄道永平寺口から徒歩15分

正式名称は「九頭竜フェスティバル 永平寺大燈籠ながし」といい、福井県の夏を締めくくる風物詩。曹洞宗大本山永平寺の役寮(修行僧とは別に組織の運営や修行僧の教育指導などの役目を担当する人)、雲衲衆(全国各地から集まった数百名の若い修行僧)約120名が一堂に集う。2014年で27回を数える同イベントは夕方のセレモニーに始まり、「大施食法要」という読経と戒名・法名の読み上げ供養が営まれた後、先人たちへの「愛と感謝」、供養の想いを 込めた約1万個の燈籠が九頭竜川へと流される。回収した燈籠は、翌日お精抜き法要して焼却。燈籠は先祖を供養するための「供養燈籠」や願い事を書き記す「願い燈籠」のほか、来場者が持参した燈籠を流すという様々な形式で参加が可能。穏やかな川面に瞬くような約1万個の灯りが幻想的な光の帯をつくり、その様は荘厳かつ厳粛な日本特有の情緒的な世界を創出する。また全国に 数ある燈籠イベントの中でも河川で行われる燈籠流しとしては日本一の規模を誇ることが日本夜景遺産に認定された理由のひとつでもある。大燈籠ながしのクライマックスには花火も打ち上がり、水面と夜空に映し出された灯りが見事に競演。近年は桟敷席からの観覧はもちろん、数多くの夜祭りツアー商品なども誕生し、全国各地から多くの人が癒しや安穏を求め訪れている。

URL:http://www.town.eiheiji.lg.jp